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【浪人のメリット】浪人したからこそ今がある

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(Photo by Green Chameleon on Unsplash

時は3月。卒業シーズン&合格発表シーズンになりました。

受験生のみなさま、受験勉強大変お疲れ様です。

そして合格したみなさま、本当におめでとうございます。

合格ではなかったみなさんの中には、別の進路へ進んだり、中にはあともう1年頑張って来年また合格してやるぞ!と浪人生活を選ばれる方もいらっしゃることかと思います。

今回の記事では、高校卒業後、1年間の浪人生活を経て大学へ進学したわたしが、浪人生活と今の大学生活を振り返りつつ、浪人して良かったと思うことについてまとめました。

先に言っておきますが、浪人のデメリットとして、

  • 時間の無駄
  • 金の無駄
  • 病む
  • 社会に出るのが遅れる
  • もらえるお給料がその分短くなる

とかなんとかおっしゃるご意見も多数ございます。

が、わたしのこの記事では、浪人経験者として、浪人して良かったことについてのみ述べさせていただきます。

amhon

いや、お金がかかるとかさ、めっちゃわかるけどさ、

そんなこと言っても浪人経験して合格できて今があるし、今更デメリット振り返っても意味ある?

他人から批判されることって人生で山ほどあるのに、わざわざ自虐自責するの?ドM?

しかも悪い未来を今考えて病んでもなんもいいことなくね?

むしろ経験して良かったとしか思わないし、なんなら今生きてるんだしもうハッピーじゃね?

だったら、浪人に興味がある方とか、浪人決定して今ちょっとしょぼんとしてる方に届けて、少しでも励みになった方がよくね?

と思ったので、浪人して良かったことだけについて書くことにしました。

この記事が、浪人について興味がある方、ただいま浪人中の方の少しでも励みになれば幸いです。

わたしの経歴

浪人して良かったことを書く前に、ついでにちょっとだけわたしの経歴を書いておきますね。

元々すごく真面目な性格だと思っていますが、高校時代の様子からわかる通り、決して優秀とかお手本になる生徒ではないです。ダメな例です。

これから大学合格を目指す高校生のみなさんは、わたしを反面教師にして、現役合格に向けて受験勉強に励んでくださいね!

現在

amhon

地方国立大学工学部の大学生。

2020年春から1年間休学してほぼフリーター生活を送っていました。

2021年春から復学。

高校時代

高校時代のわたしは、

  • 授業中はもちろん爆睡
  • 模試でも爆睡
  • テストは赤点
  • 席次は下から数えてすぐ見つかる
  • しかし、放課後はまるで別人のように超真面目に部活に励む

という、それはそれはどうみても大変お手本にはならないような高校生でございました。

そうです。大学に行きたくて進学する人が多い高校で、わたしは部活をするために毎日高校に通っていたのです。

たまに起きている授業があると、クラスメイトに

「amhonが起きてるって珍しくない?笑」

なんて突っ込まれたり、

寝そうになっている顔があまりにもやばすぎるとのことでモノマネされ、

入学早々にして担任に

「いつも目ぇつぶって黒板を見てるよね」

なんて声かけられるレベルです。やばすぎ。

そんなわたしが通っていた公立高校は、専門学校への進学者は少なく、就職者はほぼいない、ほとんどの生徒が大学へ進学するような学校だったので、自然とわたしも大学進学を目指しました。

もちろん勉強なんて高校生活でほっっっとんどしなかったので、部活引退後も勉強の習慣がついておらず、予想通りに現役時代は不合格になり、即浪人決定です。

現役時代は、今通っている大学とは別の地方国立大学の理学部を受験し不合格になりました。

現役時代、受験したのは、国立大学前期日程のみ。

私大は一切受験していません。

浪人中

浪人中の1年間は、塾に通って勉強していました。

塾代は1年間で約60〜70万円。

入塾時に請求されたこちらの金額は、夏期講習代・冬季講習代・施設使用費等も含めた、1年間の塾代です。

模試代以外で、上記以外のお金を請求されることは一切なく、かなり良心的でアットホームな塾でした。

そしてこの金額は、日本全国的に見ても、浪人中の1年間の塾代としてはかなりお安い金額の方だと思います。

元々は、教員or研究関係に興味があったので理学部志望でした。

が、しかし浪人時代、センター1ヶ月前になって、

amhon

なんか工学部の方が人生面白くなりそうだなー

とふと思い、志望学部を地元の大学の工学部に変えて受験、合格しました。

現役・浪人ともに国立大学前期日程しか出願・受験していません。

また、現役、浪人ともに私大は一切受けていません。

たとえ私大を受験し合格したとしても、金銭的に進学できないことは確定していたので、だったら受験すること自体そもそも無駄だと思い、国立大学前期日程一本に絞り込みました。

現役時代から通信制の大学にも興味があったので、1年間浪人して不合格であれば、通信制の大学へ通いながらフリーターをしようと考えていました。

浪人して良かった!・浪人中

塾の先生方との出会い

浪人して良かったことのひとつが、浪人中に通っていた塾の先生方との出会いです。

普通の一般社会では到底生きていくのは難しそうな(めちゃくちゃ褒めてます)、とても癖の強い方々ばかりで、浪人して塾に入らなければこれからの社会でまず出会うことはないであろう個性的な先生ばかりでした。

これまでの経歴も話も面白くて、

amhon

こんな大人でもちゃんと働いて生きていけるんだ・・・

と、入塾当初はとても驚きました(←失礼)。

浪人しなければ、あんなに自分を持ってるアクの強い大人と出会う機会は滅多になかったと思います。

amhon

大学の先生方も普通の一般社会で生きていくのは極めて難しそうな方ばかりですが、塾の先生方の方が教えることを生業としている分、話術に長けていて人を惹きつけるのがうまいので、コミュニケーションがとりやすくて面白い人が多かったです。

友だちと遊べる楽しさを実感

ほとんど人と会話せず、遊ばずお金を使わずに勉強していた浪人生活ですが、先に大学生になっていた友だちと、同じように浪人生活を送っていた友だちと、わたしの3人で一度だけ遊んだことがありました。

待ち合わせも何もしていないのに、たまたま偶然3人が鉢合わせになったので、

amhon

これ奇跡じゃんまじすごくね?!?!

と興奮して速攻遊びに行きました。

その時は、外国料理屋さんに夜ご飯を食べに行ったあと、花火をしました。

たった半日もないぐらいの時間でしたが、全然人と会話をしていない状態だったわたしにとって、久しぶりの会話、久しぶりの外食、久しぶりの花火、そして何より久しぶりの息抜きでめちゃくちゃ楽しい半日だったのを、大学生になった今でも覚えています。

amhon

早く浪人生活を終わらせて遊びまくりたいな〜

と思うのと同時に、友だちと遊べる楽しさをしみじみと実感しました。

もちろんひとりで息抜きもできるけど、でも誰かと一緒に遊んで会話するだけでいい息抜きになります。

そして友だちと遊べるってまじで最高です。遊ぶの好き〜。

親のありがたさ

照れ臭いですが、浪人中は親のありがたさを改めて実感しました。

現役時代は不合格になった時点で、家庭の金銭面を考え、アルバイトをしながら宅浪生活を送ろうと計画していたのですが、

「塾に行ってみたら?」

と親に勧められたのがきっかけで、浪人中は塾に通うことができました。

これまで塾に入りたいと思っても、お金に余裕の無さそうな空気を察し、言い出せないまま高校まで卒業したので、浪人が人生で初めての塾生活でした。

塾代は、これまでの貯めていたわたしの学資保険(これまで没収され続けてきたお年玉と、親がちょこちょこ貯めていてくれた分)を崩して支払いしました。

学資保険がなければ浪人して塾に行くことはできなかったので、わたしが赤ちゃんの頃から貯金していた親にはとても感謝しています。

あとは、受験勉強に一切干渉してこなかったことです。

大学進学絶対派ではなく、高校卒業後は専門学校でも行って就職した方がいいんじゃない?という考えの親だったので、大学進学や受験に対する親からの圧力は全く感じず浪人生活を送ることができました。

「まぁきっとこの子ならなんとかなるでしょ」

というような雰囲気は、わたしのことを信じているからこそできることであって、親なら誰でも同じことができるとは思いません。

だからこそ、本当に親には感謝しています。

浪人して良かった!・大学入学後

大学生の友だちに質問できる

大学に合格していざ入学!となったものの、大学入学時ってまじでわからないことだらけでめちゃくちゃ困りました。

「単位って何?」

「学科のオリエンテーションって参加するべき?」

「どんなサークルがあるの?」

「どの講義を選んで履修すればいいわけ?」

「シラバスにある参考書籍は購入すべき?」

などなど、用語から手続きからわからないことだらけです。

そこで使えるのが浪人生特権。一足先に大学生をしている友だちに質問できる権利です。

わたしの場合、大学生の友だちにわからないことをLINEで聞いていました。

現役で入学するとなると、自分より年上の方に尋ねることになりますが、浪人の場合は友だちとしゃべる感覚で気楽に聞けます。

わたしのまわりの友だちはとても心優しい方が多くて、何回も質問しても必ず答えてくれました。

時には長文で丁寧に教えてもらったりして、とても助かった記憶があります。

amhon

持つべきものは友だちだと人生で一番実感したときです。

“同期”と呼べる存在が増える

小学校から中学校までは義務教育、高校も同じ歳の同級生が多い中、大学はいろんな年齢の人がいるので、自分と同じ年齢ではない年下や年上の人と友だちになることができます。

“同期”とは言え、同じ年齢ではない人とタメ口で、簡単に友だちになれるなんて大学ぐらいが最後のチャンスだと思っています。

今までタメ口同士で話せる年下の友だちなんてほとんどいなかったので、仲良くなることができて嬉しいです。

“同期”と言うと、高校の同級生(ほとんどが同じ年齢)もそうだし、一緒に大学に入学した友だちたち(ほとんどが年下)にも当てはまります。

amhon

わたしは休学もしたので、一緒に卒業する人(ほとんどが年下)も同期になります。

同期がいっぱい😄

もちろん同期が多ければいいってものでも、数が多ければ沢山友だちになれるわけでもないのですが(笑)。

それでも、浪人しなければ同期になることも、今の友だちたちと友だちになることもなかったと思うと、本当に浪人してよかったと思っています。

浪人生は案外沢山いると知る

入学して感じたことですが、浪人生って案外沢山います。

もちろん最初の頃は

「え、浪人生なの?じゃあ年上ですね!(浪人と知った瞬間、なぜか敬語に変わる人いるいる)」

なんて言われることもありますが、そのうち誰も年齢なんて気にしなくなります。

大学ってほんとうにいろんな人がいて、

  • 現役で合格した人
  • 浪人した人
  • 高校卒業後は海外に行っててその後大学に入学した人
  • 元々別の大学へ通っていたけれど受験勉強をやり直して合格した人
  • 編入してきた人
  • 留年して卒業が遅れる人
  • 休学してた人
  • 妊娠・出産を経て大学へ戻ってきた人
  • 社会人をしながら通っている人(夜間学部の学生など)
  • 定年退職後に大学受験し入学した人

などなど、いろんな年齢の人がいるので、年齢がごちゃごちゃになって誰が同じ歳で誰が年上年下かわからなくなってきます。

というか覚えていてもいちいち誰も気にしません。

ほんとうにいろ〜んな人がいる中で、浪人ってそこまでのインパクトはないし、別になんでもないと入学後に悟りました。

amhon

文系理系そろってる医学部ありの地方国立大学だからこそ、いろんな年齢の人がいるのかも?

一方で、地元の小さな私立大学だと現役で進学した地元民が多く、浪人生の方が珍しい印象です。

浪人が当たり前かそうでないかは、大学によりけりかな?

そして何より・・・

浪人したからこそ、今があるし今生きてる!!!

もうこれにつきます。

当たり前ですが、人生はいいことばっかりじゃないです。

お金が足りなくて学費を滞納したり、

勉強・バイト・サークルの繰り返しで、忙しすぎる毎日に心が疲れすぎて休学することになったり、

バイトで嫌なことがあったり、

失恋したり、

友だちが先に天国へ行っちゃたり、

他人と自分を比べて自己嫌悪に陥ることも、

先に就職・進学・子育てをしている同い年の同級生を見て、自分はなんでこんなに遅いんだろう、あんな風に自分はなれるのだろうかと焦ることも多々あります。

amhon

はい、わたしです。

でも浪人しなかったら、

サークルに入って充実した日々を過ごすことも、

このブログを立ち上げて、自分の考えを発信する楽しさに気づくことも、

休学中に読書と映画が趣味になることも、

今の友だちと友だちになることも、

一緒にいたいと心から思える好きな人と出会うことも、きっとありませんでした。

そして何よりこの記事が生まれて、こうして読んでくださっている方がいらっしゃることもありませんでした。

amhon

見つけてくれてありがとうございます。

そう考えると、人生って本当に選択の連続、出会いの連続です。

思い返すと、その時は失敗したと思っても、それがあとあとうまく行くために必要なことだったり、

ちょっとでも違う選択をしていたら、出会えなかった人、経験できなかったことが沢山あったと思うと、

amhon

なんやかんや色々あったけど、もう今わたし生きてるからそれでOKじゃね???

となって、自分のこれまでの選択、人生を肯定することができます。

いやーもうね、浪人する時とかね、浪人中はね、

なんでこんなことしてるんだよーどこで人生間違えたよーやばいよー苦しいよー

みたいな気持ちになることも、もちろんあるんですが、

でも今になって振り返ってみると、

浪人して良かったと思える日はいつか絶対に来るし、

今は浪人して良かったと心の底から思っているし、

浪人していなければ今の自分はいないとはっきりと断言することができます。

うーんと、なんか最後どうまとめればいいのかよくわからなくなって半ばやけくそみたいな感じになってますが(笑)、

とにかく、わたしがこの記事で一番伝えたかったのは、

浪人も含めて人生っていろんなことがあるだろうけど、みんな自分の人生は今が一番ベストで、なんでも経験になった、その中でも出会いがあったと思えれば、本当の人生の失敗なんてなくて、なんなら今生きてるんだったらもうそれでいいじゃん。今日も毎日お疲れ様。明日からもまたがんばろうぜ。

ということです。うん。まとまったかな?(無理矢理感)

これから浪人生活を送るみなさん。

先の未来が見えなくてやべーなんて思っちゃたりすることもあるかと思うけど、

今この記事読めてるし、ネット繋がってるし、何より生きてるんだったら大丈夫です。

生きていれば、これからできるようになることが沢山増えます。とにかく生きてるんだったらもうOKです。

毎日お疲れ様でございます。明日からもまたお互いがんばりましょう。

みなさんにとって、浪人して良かったと思えるような、悔いのないような浪人life、すてきな人生を歩んでください。

応援しています!

amhonより

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