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【ひとりっ子・いとこなし】ひとりっ子大学生がこれまでの人生を振り返ってみた

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(Photo by Frantisek Duris on Unsplash

わたしは生まれてこの方ずっとひとりっ子で、いとこもいません。

「ひとりっ子って寂しくない?」

「きょうだいほしいって思わない?」

などなど、これまでの人生でひとりっ子であることについて聞かれたことは幾度かありますが、これまで自分の身の上については特に何も思わず、考えずに生きてきました。

が、最近ふと”ひとりっ子 いとこなし”でググってみると、ひとりっ子でいとこもいない子どもを持つご両親からの

「自分の子どもは天涯孤独になるんじゃないか?」

という不安の相談をいくつか目にし、自分のこれまでを振り返るきっかけになりました。

この記事は、ひとりっ子、いとこなしの当事者のわたしが、これまでの人生を振り返り、これからの将来についても考えたことを書いたものになります。

実はこの記事は今年の初めから書いていたものなのですが、なかなか自分の思うように文章がまとまらず、気がつけば2ヶ月経っていました。

まだまだ書き足りないところもありますが、とりあえず一旦公開して、読み直すたびに更新して書き足していこうと思います。

ひとりっ子って実際どう思ってる?

今までに何度か

「ひとりっ子って寂しくない?」

と聞かれたことがあるのですが、その度に

 amhon

そもそもきょうだいがいたことがないし、いつもひとりだから寂しいという感覚がわからない

と答えていました。

これ以外の回答が思いつきません。

きょうだいはいてもいなくてもどっちでもいいし、ひとりっ子でもいい。

きょうだいができると遊び相手ができてそれはそれで楽しいと思いますが、家の中の自分のテリトリーがなくなったり、喧嘩をするのは面倒だと思うので、だったらひとりっ子のままがいい、と幼い頃からずっと思っていました。

自分はひとりっ子だから寂しい、と思ったことは一度もありません。

ひとりっ子だから寂しいという感覚は、多分ひとりっ子にはない感覚なんじゃないかなーと思っています。

きょうだい欲しいと思ったことある?

ひとりっ子だというと、しばし聞かれるこの質問。

「きょうだい欲しい?欲しいと思ったことある?」

きょうだいはいてもいなくてもどっちでもいいし、ひとりっ子でもいいとずっと思っていますが、たまーーーにふときょうだいが欲しくなる時もありました。

小学校低学年の頃は、自分より年下のきょうだいが欲しかった時がありました。

子ども心ながらに、遊ぶ相手が欲しい、自分より小さくてめいいっぱい可愛がれるものが欲しいと思っていたような気がします。

あと意識したことはなかったのですが、無自覚でも潜在意識的にはひとりっ子であることに寂しさを感じていたのかもしれません。

中学生〜高校生の頃は、歳が離れていたら可愛がってもらえそうだから、という理由で年の離れた兄が欲しいなーと思うこともありました。

兄に送り迎えをしてもらっているとか、兄の彼女からプレゼントをもらうとか、兄の友だちも含めて遊ぶとか、そういう話を聞くとうらやましいと思います。

でも結局なんだかんだ言いつつ、ひとりっ子でいい、ひとりっ子がいいと思っています。

子どもの頃を振り返ってみる

基本ひとり遊び

ひとりっ子なのでもうそりゃあ当たり前ですが、子どもの頃は毎日ほぼひとりで遊んでいました。

もちろん近所の子や友だちと遊ぶこともありましたが、家でひとりで遊んでいる方が気が楽で、遊びに誘われても断ることもしばしば。

ひとりで遊ぶときは、外には行かず、ずっと家の中で遊んでいました。

家ではいつも本を読んだり絵を描いたり人形と戯れたりしていました。

頭の中のマイ・ワールドがあって、想像力が豊かだったので(今でもそうだと思う)、ジェンガやビー玉を建物や生き物に見立ててごっこ遊びをすることが多かったです。

幼稚園では、竹馬も乗れないし、うんていもできないし、とび箱もできなくて運動がきらいだったので、外で遊ぶことはほぼほぼなく、教室の中でひとりでずっと絵本を作っていました。

幼稚園に入る前の保育園で、1枚の紙から絵本を作る方法を習っていて、それを幼稚園生になっても忘れずに覚えていたんですね。

みんなが外に出て遊んでいる中、ポツンとひとり座ってただただひとり黙々と絵本を作り続けていたわたしに、担任の先生が「絵本作れるの、すごいね!先生にも作って」と褒めてくれたことを今でも覚えています。

小学校では、休み時間も友だちと遊ばず、本を読むか絵を描いて過ごしていました。

 amhon

高校は陸上部、大学こそ体育会系サークルに所属しているので、体動かすのが得意でにぎやかな人と思われがちですが、好きなだけで実際得意ではないですし、ひとりで黙々している方が好きです😅

今も本を読んだり映画を観たり、こうして文章を書いたり、ひとりで過ごす方が自分の性格には合っていると思います。

ちなみにとび箱は小学校高学年になって急に6段ぐらいまで飛べるようになりました。

遊び相手は祖母

幼い頃の遊び相手は、ずっと共働きの両親に代わって今は亡き祖母でした。

ジェンガ、トランプ、風船など、誰かと一緒にやる遊びは祖母と一緒にやりました。

そして祖母とはよく口喧嘩していました。笑

これまでの人生の口喧嘩のほとんどの割合を祖母が占めています。笑

それぐらい毎週口喧嘩していました。

両親も祖母もいない時は、おばが家に来てくれたり、おばの家に行ったり、おばと遊びに行ったりしていました。

両親と休日に遊んだ記憶はほとんどなく、祖母かおばか留守番の3択でした。

ひとりっ子だから沢山お金をかけてもらえるわけじゃない

ひとりっ子だというと、ひとりにお金をかけてもらえるから、沢山お金をかけてもらえそうだし、進学費用に困らなさそうなんて思われがちですが、そんなことはありません。

家族旅行に行ったことはないですし、物心ついたときから両親がずっと働いている姿を見て、お金に余裕がありそうな家ではないのは子ども心に薄々気づいていたので、ほしいものをほしいと言えずに我慢する小学生でした。

中学生の頃は塾に行きたかったのですが、お金がかかりすぎることにビビって行きたいと言えず、塾に行かずに高校は進学しました。

ずっと公立学校で、大学も国立大学、ひとりっ子ですが、大学の費用は自分で払おう!さっさとバイトしよう!派の親なので、これまでは第一種の奨学金(無利子)を借りて大学の学費は払っていました。

ひとりっ子だからって必ずしも学費を両親に払ってもらえるわけじゃないです。

まじでこれは声を大にして言いたい。

 amhon

復学後は、授業料3分の2免除かつ給付型奨学金を受け取れることになりました!

授業料免除と給付型奨学金を受けるには、成績ももちろんですが、扶養者の経済力に左右されることが大きいので、貸与型奨学金より枠がかなり少ないと思われます。

わたしのように、ひとりっ子で両親共働きの場合だとなおさら難しいかもしれません。

が、奨学金を借りる大学生は、どんな方でも一度狙ってみるべきだと思います!

正直、将来は不安

1番心配しているのはこれです。

一生独身のままで過ごすと、親がいなくなれば天涯孤独問題。

おじやおばは両親と同年代なので、親がいなくなる頃にはおじやおばもいないであろう可能性が高いです。

親戚にわたしと同年代の方や子どもはいないし、いてもみな遠縁の親戚ばかりで、付き合いはありません。

わたしがおばさんと呼ばれるぐらいの年齢になったときには完全に

「親戚ってどなた?いないんだけど?」

という状態です。

そうなると、本当にひとりぼっちになってしまいます。

「じゃあひとりにならないように結婚すればいいじゃないか」

となりますが、結婚はわたしひとりでどうにかこうにかなる問題ではなく、相手があってふたりそろってこそ始められるもの。

結婚願望はありますが、結婚という形に拘らなくても、あわよくば好きな人とずっと一緒に過ごせたらいいな、ぐらいのなんとなくの願望なので、たとえ一生独身でも独身なりに人生を楽しめるだろうと思っています。

でもいざひとりとなって長生きして亡くなるとなると、身寄りもないので、わたしの死後はどうなるんだろう、役所がどうにかこうにかしてくれるのだろうか、なんて考えたりします。

amhon

20代女子大学生にして一生独身だと老後ぼっち確定演出はけっこう寂しい気持ちになる😢

というか両親の死後、家の墓をどうにかしないといけないのはわたしになるし、どうにかしようにもどうすればいいのか全く検討がつきません。

amhon

家のお墓をどうしようと考えている20代女子大学生・・・

でも、ひとりっ子・いとこなしはいいぞ!

ここまでで子どもの頃を思い出したり、学費の話をしたり、将来不安なんて言っちゃってますが、それでもわたしはなんだかんだ言って、ひとりっ子・いとこなしで良かったと思っています。

ひとりっ子・いとこなしが一生独身だとぼっち確定しているので、そりゃあ将来に不安はありますが、今から起きることを予想して、20代女子大学生の今、未来を心配していても得るものは何もありません。

それよりもアホみたく恋愛にのめり込んだ方がよっぽど有益な時間の使い方になります。

振り返ってみると、ひとりっ子だからこそ、祖母やおばを独り占めして遊ぶことができたし、何よりひとり遊びが好きなので、外出自粛中でも

「家の中で何をすればいいんだろう・・・」

と、悩むことが一切なく、好きな読書、映画を楽しむことができましたし、ブログを立ち上げることもできました。

amhon

外出自粛はひとりっ子無双説

そして、いとこなしだと面倒くさそうな親戚付き合いがないので気が楽です。

お年玉をあげる子どももまわりにはいません。年末年始の出費が少なく済みます。

ないものを嘆くのではなく、持っているものに目を向ければいいことは見つかりますね。

持つのは血縁者ではなく、心を許せる友や一緒にいて楽しい友を持つこと、

何より自分で自分を幸せにできる自分だぞ!

とかなんとか言い聞かせて、今日も生きることにします。

ひとりっ子、いとこなし最強!!!

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